進化するキッチン

進化するキッチン

昔の台所

明治時代まで、台所での作業は、座るか、しゃがんでするのが普通でした。
大正になってから、「立ち流し」が工夫され、立って作業をするようになりました。
これは、水道の普及があったからです。
立式に変わったとはいえ、水は、土間でしか扱えませんでした。

DKの発明

住宅の間取りで、DKといえばダイニングキッチンですね。
実は和製英語で、日本住宅公団(現・都市再生機構)が定着させたものだそうです。
戦後、資材が不足するなか、住宅の規模制限が設けられており、その制限をクリアするため知恵を絞った結果、DKが生まれました。
ただ、それまで日当たりの悪い北側に追いやられていた台所や家族の居住スペースが、日当たりのよい場所にDKとして設けられました。
これにより、それまでになかった、家族を中心にした間取りが誕生したのです。
省スペース、省資材で発明されたDKなのですが、それなりの良さが認められ、民間住宅でも広く普及することになりました。
おそらく女性の社会進出や、それに伴う地位向上が背景にあったと思います。

システムキッチン

現在、キッチンの主流は、「システムキッチン」です。これは、ドイツで誕生したもので、食品貯蔵から加工、調理、洗浄、排気までもひとまとめに台所家具としてシステム化したものです。
外形的な特長は、ワークトップ(天板)に継ぎ目がないことです。
水栓が壁ではなく、ワークトップから立ち上がっていることも特長と言っていいでしょう。
人間工学に基づく設計と新素材の開発がもたらした「システムキッチン」は、忙しい働く女性を強力に支援します。

① 継ぎ目のない人工大理石のワークトップ
② 傷も汚れも付きにくく、お掃除簡単な扉
③ たっぷり収納スペースの大型吊戸棚
④ 火を使わず安全・清潔なIHクッキングヒーター
⑤ 手洗い以上にきれいになって、節水もできる食器 洗い乾燥機

対面式キッチン

しかし、こうしたDKにおいて、調理台や洗い場は壁を向いていました。
炊事中は、家族の会話に加われず、テレビも見られず、孤独感におそわれる場合もあるでしょう。
そこで登場したのが、「対面式」キッチンです。
ここでは、キッチンがDKの中央部に進出し、主役になります。
現在、新築住宅ではすでに対面式が主流となっており、リフォームで対面式に変える方も増えています。
(LIXIL サンヴァリエ<リシェル>)

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