大阪府堺市の女性(80)が水漏れ修理でリフォーム契約の形を取り、大阪市内の水道工事会社に1,000万円を払わされたことが、新聞に載りました。
数日間の不自然な工事の後、連絡がなくなってしまいました。
その業者は、この直後に、登記上会社を解散しました。
ところが、その後、名前を変えて同じ場所で営業を継続していたそうです。
「上下水道の検査に来ました」なんて市役所や水道局の職員を装って来る人を信じてはいけません。
少なくとも大垣市役所は、新築や下水切替など市に届け出た工事直後を除き、一戸一戸の給排水設備の検査に回ったりしていません。メーターの検針時に漏水を見つけてくれたりはしますが。おそらく他の市町村でも同様だと思います。
結局、こういう業者は、高額な浄水器を売りつけたりするようです。
悪質な「点検商法」は、床下のシロアリや屋根などでも多いですね。
「排水管の高圧洗浄をしましょう」なんていう業者もよく回っていますが、そんなことをしてもらう必要はありません。普通の使い方をしていれば詰まったりしませんし、詰まったときに修理(つまり抜き作業)すればすむことです。
西宮市消費生活センターは、下記のように注意を促しています。