半身浴も全身浴も楽しめる浴槽
カテゴリー:浴室のポイント
半身浴も全身浴も楽しめる浴槽
システムバスの浴槽には、底面に大きな段差が設けられているものがあり、「ベンチ付浴槽」(メーカーによっては「ステップ付浴槽」)と呼ばれています。
浅くなったベンチの部分に腰をかければ半身浴ができます。
向きを変えれば全身浴ができますし、親子での入浴にも便利です。
ゆっくり半身浴を楽しもう
みぞおちのあたりより下だけお湯に浸かる半身浴は、水圧による心臓への負担が少なく、体温に近い温度でゆっくりと体を温めるので血圧の急激な変動を抑えることができます。
高齢の方や健康に不安のある方、妊娠中の方などにも非常に良い入浴方法といわれています。
長い時間、お湯につかっていられるので、お風呂で本を読んだり、音楽を聴いたりしながら、ゆっくりと入浴したい人におすすめです。
そんな半身浴を楽しむには、ベンチ付浴槽がぴったりです。
椅子に座っているような楽な姿勢でお湯につかることができます。
全身浴も安心して楽しもう
ベンチ付浴槽は、全身浴も楽しめます。
ベンチが邪魔で足を伸ばせないのではないかという心配はご無用です。
ベンチに足を載せれば、膝を伸ばした状態でゆったりと肩までつかれます。
頭、背中、お尻、足の4点を支えることで、身体にかかる力を分散し、安定した姿勢で入浴できます。
また、身体の小さい人や高齢者にとって、1坪サイズ以上のシステムバスの大きめの浴槽は溺れそうで怖いとよく聞きます。
しかし、ベンチがあればストッパーになって身体の滑り込みを防いでくれるので安心です。
家族みんなが便利に使える
ベンチ付浴槽は、浴槽のお湯の量を調整しなくてすむので、家族の中の半身浴派と全身浴派の両方が入浴を楽しめます。
また、小さなお子さんが腰掛けるのにちょうどいいので、親子一緒に入浴するのに便利です。