安全安心なお風呂
カテゴリー:浴室のポイント
安全安心なお風呂
毎日使うお風呂は、使い勝手とともに安全性が大事です。
安全性に配慮したお風呂は、お年寄りや子どもだけでなく、若くて健康な人にとっても快適なものです。
最近のシステムバス(ユニットバス)は、誰にも優しいユニバーサルデザインにもとづいた設計、新しい素材・メカニズムが使われています。LIXIL「スパージュ」を例にとってご紹介します。
フラットな出入り口
古いタイプのお風呂は、脱衣室と浴室の境に大きな段差がありました。
脱衣室に湯水が入り込まないようにするためです。
最近のシステムバスは、この問題を解決し、段差が小さく、ほぼフラットな出入り口のものが増えています。
浴室への出入りが楽で、つまずきの防止になります。
滑りにくい床
浴室の濡れた床は、滑りやすく、転倒の危険があります。
水はけがよく、滑りにくい溝パターンの床が開発されています。
そのうえ冷たさを感じません。
さらに皮脂汚れがつきにくいという優れものです(キレイサーモフロア)。
体を支える手すり
浴室に手すりがあると体を支えるのに役立ちます。
浴槽と洗い場の真ん中あたりに手すり(握りバー)があれば、浴槽への出入りや洗い場での立ち座りが楽になります。
また、体がお湯につかると、浮力が生じるので姿勢が不安定になります。
浴槽の内側にも手すり(握りバー)があれば、お湯につかっている際に姿勢を保持したり、体を起こしたりするのが楽になります。
浴室の壁をほぼ一周するように手すり(フラットサポートバー)を取り付けることもできます。
またぎやすい浴槽
昔ながらの深いタイプの浴槽は、出入りの際に大きく足を上げないといけないので、バランスを取りにくく、またぎ越しが一苦労でした。
最近は、浅い浴槽が主流になっており、またぎ越しが楽になりました。