掃除が楽なお風呂の床

掃除が楽なお風呂の床

住宅設備機器メーカーがシステムバスの床の乾きやすさを競い合っていた時期がありました。これは、床に細かい溝を設けるなどして表面張力を下げ、表面の水を誘導・排出するという技術でした。しかし、溝に汚れがたまるとこの効果は持続できないので、ブラシを使ってこまめに掃除する必要がありました。

そこで、汚れにくさ、掃除のしやすさをウリにするシステムバスが登場してきました。LIXIL「キレイサーモフロア」を例に、汚れが付きにくく、ゴシゴシこすらなくてもきれいになるというお風呂の床を紹介しましょう。

汚れの原因は皮脂や石けんカス

お風呂の床の汚れの原因は、身体から出る皮脂汚れや石けんカス。蓄積した汚れは、ブラシでこすってもなかなか落ちません。そして、これらを栄養源にして、カビやヌメリが発生します。浴室内は湿度や温度が高く、カビの繁殖にはもってこいの環境です。ヌメリの正体は雑菌といわれており、これも高温多湿の浴室内で繁殖しやすいのです。

汚れが付きにくい表面処理と掃除がしやすい形状

表面に特殊処理を施して親水性を高めた床は、皮脂汚れと床の間に水が入り込みます。すると、皮脂汚れが付きにくく、落としやすくなります。
また、床表面に設けられた溝のパターンは、スポンジが奥まで届きやすい形状になっているので、お掃除の手間を減らします。

 

床のお手入れ方法

キレイサーモフロアでも汚れがまったく付着しないわけではないので、定期的に掃除する必要があります。LIXILは、週に1回、浴室用中性洗剤をかけて2~3分おき、スポンジで床面や床まわりのシーリング材をこすり、水で洗い流すよう推奨しています。スポンジが床の溝や微細な凹凸に届きにくい場合は、先割れ加工の浴室用ブラシを使います。酸性、アルカリ性の洗剤・洗浄剤(カビ取り剤を除く)は変色や変質の恐れがあるので、使用してはいけません。

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