笑顔と会話が増える対面式キッチン
カテゴリー:キッチンのポイント
笑顔と会話が増える対面式キッチン
独立型キッチンや壁付け型のキッチンは、調理作業に集中できるという長所があります。しかし、作業中は家族の会話に入れず、テレビも見られず、孤独感におそわれる場合もあるでしょう。対面式キッチンなら、家族の団らんに参加しながら、楽しく調理や片付けができるのではないでしょうか。
対面式で広がるコミュニケーション
新築住宅では対面式キッチンが主流となっており、リフォームで対面式に変える方も増えています。対面式だと、システムキッチンセットがリビングダイニングキッチン(LDK)の中央部に鎮座し、調理作業を担う人が主役になれます。小さなお子さんがリビングで遊んでいても目が届きますし、リビングで学習中のお子さんに声をかけることもできます。家族から「何か手伝おうか?」と声をかけやすくなります。開放的なキッチンは家族のコミュニケーションを広げ、自然に笑顔が増えていきます。
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快適な対面式キッチンにするには
対面式だとリビングからキッチンが丸見えになるので、ゴチャゴチャした印象になりかねません。背面の壁に、炊飯器や分別ごみ箱なども納められる大容量の収納キャビネットを設置するとよいでしょう。
フラットなカウンターは開放感が魅力ですが、来客時などリビングからカウンターが見えてしまうのが気になるという人もいます。リビング側が高くなっているカウンターを選べば、手もとを隠せますし、水ハネ・油ハネも防げます。
キッチンから音やにおいが出て、リビングの団らんやテレビ鑑賞を邪魔することがあります。音が響かないシンクや静音タイプで強力なレンジフードを選ぶといいでしょう。
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対面式キッチンのスペース問題
リフォームで対面式キッチンを実現しようとすると、これまでの間取りではスペースが足りない場合が多いでしょう。通路はお盆を持って通れる広さが基準です。2人以上でキッチンに立つ場合は、さらに広いスペースが必要です。隣室との間仕切りを取り払い、和室に床を張るなどの工夫が必要になるかもしれません。
間口や奥行き方向のスペースが不足していても、L型レイアウトやⅡ型レイアウトで動きやすい対面式キッチンが実現できる場合があります。大垣設備のリフォームアドバイザーにご相談ください。
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