ペットと暮らす

全国で飼育されている犬猫の総数は、15歳未満の子どもの数を大きく上回っているそうです。最近では、犬を飼う場所は、「室内」と「散歩・外出時以外は室内」(以下、「主に室内」)が83.6%と圧倒的に多く、「庭に犬小屋を建てて犬を飼う」というのは、懐かしい昭和の風景になりつつあるようです。猫についても、「主に室内」が84.5%を占めています(一般社団法人ペットフード協会「平成28年全国犬猫飼育実態調査」)。ペットとの暮らしには歓びが多いのですが、反面、悩みも多いのが現実です。全国の犬の飼育数が減少傾向にあることは、それを物語っているのかもしれません。住まいをリフォームすることで、愛するペットが健康で長生きできるようにしたいものです。

 

トイレ・足洗い場

犬猫を室内で飼う場合、いちばん問題となるのはトイレですね。階段下などのデッドスペースに設置しましょう。また、汚れてもすぐ掃除できるよう、浴室や洗面所の近くがよいでしょう。

散歩から帰ってきたときに使えるよう、温水シャワー付きの足洗い場が、玄関や勝手口近くにあるといいですね。

犬は、もともと地面を蹴って走り回っていた動物なので、床がすべりやすいと足腰に大きな負担を与えます。その結果、椎間板ヘルニアを引き起こす恐れがあります。とくにミニチュアダックスフンドのように胴が長く足が短い犬種は、ヘルニアになりやすいといわれています。すべりにくい床材を用いた床にしたいものです。また、掃除が簡単で、汚れや傷が目立たない床がいいですね。

ペットと同居すると気になるのは匂いです。消臭・抗菌作用のある壁材を貼ると効果があります。また、床と同様、汚れを楽に落とせて、傷も目立たなくする壁材にしたいですね。猫から壁を守るには、爪研ぎタワーなどを設置するとよいでしょう。

個室

ストレスを減らすには、ペットにもプライバシーが必要。デッドスペースに「個室」を設けたいものです。そこには、専用の出入り口があるといいですね。また、階段を登らせず、生活空間を分ける工夫も必要でしょう。人用の高い階段の上り下りはヘルニアの原因にもなります。

温度

飼い主が仕事などで留守の間、真夏の締め切った室内に可愛いペットを放置するわけにはいきません。ペットが出入りできない高さに窓を作って風の通り道を作ってはいかがでしょうか。一方、冬は、深夜電力利用型床暖房がお勧めです。

床・壁や窓の断熱性能を高め、冷暖房効率を良くしたいですね。

 

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